5級にチャレンジ!最初の学習のコツ・ポイント
聞き取り問題では、「数字」・「誰が何をどうしたのか?」をしっかり聞きとることがポイント
発音変化の理解は必須
試験範囲の例文を覚えるだけで、韓国語のリスニングがその後格段に聞き取りやすくなる
5級では「助詞」の使い方をしっかりマスターしておくこと。固有数字・漢数字の使い方を間違わないようにすること
5級はハン検協会出版の「合格トウミ」以外からの語彙は出題されません
出題基準
発音と文字
母音をすべて発音することができ、母音字のすべてを読み書きできる。
子音をすべて発音することができ、ほとんどの子音字(パッチムも含む)を読み書きできる。
有声音化
平音の「ㄷ」「ㄱ」「ㅂ」「ㅈ」は、語頭(単語の初め)では無声音(清音)で発音しますが、語中では有声音(濁音)に変わることがあります。
・부부(プブ)前の「부」は「プ」、後ろの「부」は語中にあるため有声音化し「ブ」になります。
・모자(モジャ)後ろの「자」は語中にあるため有声音化し「ジャ」になります。
連音化
パッチムの後に母音がある場合、パッチムの子音と次の母音が繋がり、1つの音になります。
たとえば、산이 (山が)の場合、「산」のパッチムが「ㄴ」で続く文字「이」の最初の子音が「ㅇ」(無声音)です。この場合、前の文字の「ㄴ」を続く文字の最初の子音として発音します。
・한국어(発音:한구거 読み:ハングゴ)
・앞으로(発音:아프로 読み:アプロ)
【二重パッチムのとき】
二重パッチムの左側をパッチムとして残し、二重パッチムの右側を続く文字の最初の子音としてつなげます。
「값이」の場合は、二重パッチム「ㅄ」の左側の「ㅂ」をパッチムとして読み、右側の「ㅅ」は、続く文字の最初の子音としてよみますから、読む場合は、「갑시」(kapsi)となります。
・젊은(発音:절믄 読み:チョルムン)
語尾
「~ㅂ니다」などの音変化
・합니다(発音:함니다 読み:ハムニダ)
・갑니다(発音:감니다 読み:カムニダ)
濃音化
「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」「ㅅ」「ㅈ」の後の「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」「ㅅ」「ㅈ」は、それぞれ「ㄲ」「ㄸ」「ㅃ」「ㅆ」「ㅉ」になります。
・ 백번(100回):パッチム「ㄱ」+ 次が「ㅂ」で始まります→「ㄱ」+「ㅂ」→[백뻔]
・ 찾다(探す):「ㅈ」+「ㄷ」→[찯따]
・ 덥고(暑くて):「ㅂ」+「ㄱ」→[덥꼬]
ㅎの弱化・脱落
パッチム 「 ㅎ 」 は母音で始まる語尾や 接辞の前では脱落して発音はしません。
また、パッチム 「ㄴ」「ㄹ」「ㅁ」「ㅇ」 や 母音の後に初声 「ㅎ」 が続くと 有声音化して弱く発音されます。
・싫어요(発音:시러요 読み:シロヨ)
・많이(発音:마이 読み:マニ)
・결혼(発音:겨론 読み:キョロン)
・은행(発音:으냉 読み:ウネン)
数を表す言葉
漢数詞
1~99までの数字
「百」、「千」、「万」はいずれかの位の前に数詞がひとつだけくっついた形のみ出題
500(오백)、4,000(사천)、20,000(이만)など
固有数詞
「20」まで出題され、その変形も含む
「한 개」、「두 개」、「네 개」、「스무 개」
待遇法
합니다体と해요体に限定する。
用言の活用
不規則的な活用について
・하다活用 :좋아하다 → 좋아합니다,좋아해요
・ㄹ活用 :살다 → 삽니다 → 살아요
・으活用 :아프다 → 아픕니다 → 아파요
・ㅂ変格 :가깝다 → 가깝습니다 → 가까워요
※但し、「으活用」、「ㅂ変則」の用言については、全ての変形をそれぞれ1つの語としてのみ取り扱い、文法の問題などで取り立てて出題することはない。
※「ㅂ変則」については、次のような制限を設ける
待遇法は합니다体のみ出題され、해요体は取り扱わない。
例: 덥다 → 덥습니다 ○ 더워요 ×
語尾「~[아/어]ㅆ~」がつく場合も取り扱わない。
例: 가깝다 → 가까웠습니다 ×
縮約形
次のような縮約形を取り扱う。
代名詞の中で起こる縮約形
例:그것 → 그거 무엇 → 무어,뭐
用言の語幹と語尾の類の間に起こる縮約(하다形の縮約も含む)
例:보아요 → 봐요 주어요 → 줘요
보았습니다 → 봤습니다 주웠어요 → 줬어요 など
하여요 → 해요 하였습니다 → 했습니다 など