(이)라(서): 【~なので、~だから】
主に理由を表すときに使いますが、名詞(もしくは名詞に当たるもの)にくっつきます。
名詞などの体言について、「~なので」と言いたい時には、
「アソ/オソ」の代わりにイラソ を使います。
(前にパッチムがあるときは ~イラソ というように、이が入ります)
(例文)
・여름이라서, 바다에서 수영 가고 있습니다.(夏なので、海に泳ぎに行きます。)
・숙제라서, 하지 않으면 안됩니다.(宿題だから、やらなければなりません。)
(이)라도:【~でも、~さえも】
①名詞の最終音節が母音で終わる場合は「~라도」(~ラド)
②名詞の最終音節が子音で終わる場合は「~이라도」(~イラド)
(例文)
・차라도 마시러 갈까요?(お茶でも飲みに行きましょうか?)
・지루한 때문에 1 시간이라도 길게 느낍니다.(たいくつなので、1時間さえも長く感じます。)
께:(人:尊敬)【~に(差し上げる・・・)】
韓国は日本以上に上下関係の厳しい国です。
自分より目上の人のことを話すときは、他人に自分の両親や上司のことを話す時も尊敬語を使用します。
(例文)
・어머니께 선물을드립니다.(母にプレゼントを差し上げます。)
・선생님께 솔직히 털어 놓았습니다.(先生に正直に打ち明けました。)
께서:(人:尊敬)【~が】
パッチムの有無に関わらず「께서」(ケソ)を使います。
(例文)
・선생님께서 오십니다.(先生が来られます。)
・사장께서 계십니다.(社長がおられます)
밖에 + 否定表現:(否定表現と共に用いられ)【~しか~ない】
制限・選択余地ない、「밖에」の後ろには必ず否定表現
「밖에 못하다」
「밖에 없다」
「밖에 안 하다」 など
(例文)
・우리가 나가는 수밖에 없다.(私が出ていくしか方法がありません)
・학교까지 10 분 밖에 걸리지 않습니다.(学校まで、10分しかかかりません)
에:①(道具・手段)【~で(~する)】 ②(単位)【1週間に・・・、3つ】 ~で、~に、~当たり
①(道具・手段)
「~에」は、いろいろな意味の助詞として、使われますが、ある行為や状態の道具・手段・方法である事を表す意味としても使用されます。
「~로、~으로」と似ていますが、 ~에は意図してない行為を表して、~로,~으로は意図している行為を表しています。
②(単位)
助数詞 + 에 (エ) 「~で」
1分で ⇒ 일 분 (1分) + 에 ⇒ 일 분에
1個で ⇒ 한개 (1個 ) + 에 ⇒ 한 개에
助数詞によって、「漢数字」か「固有数詞」を使うかが決まっています。
・종이에 손이 베었다. (紙で手を切った。)
・바람에 문이 닫혔다. (風でドアが閉まった。)
・2시간에 해냈다. (2時間でやり遂げた。)
・일주일에 한 번씩 학원에 다니고 있습니다.(1週間で1度、塾に通っています。)
에께:(人・動物:書き言葉的)【~に】
「~に」は韓国語では人を表す名詞の後につく場合とそれ以外につく場合とでは形が変わります。例えば「私に」は「(チョエゲ)」、「道路に」は「(トーロエ)」となります。「~に」のように韓国語では2つを使い分けるのに日本語では区別をしない助詞もあれば、その逆の助詞もあります。パッチムの有無は関係ありません。
(例文)
・일본 사람에게 한국어를 가르치는 일을 해요.(日本人に 韓国語を教える仕事をしています。)
・친구에게 전화를 한다. (友達に電話をする。)
에께서:(人・動物:書き言葉的)【~から】
「彼からプレゼントをもらいました」、「友達から電話がきました」など、人物に関する「~から」です。この文法はペットなどの動物にも使うことができます。
パッチムの有無は関係ありません。
(例文)
누나에게서 그 이야기를 들었다. (姉からその話を聞いた。)
누구에게서 한국어를 배웠습니까?( だれから韓国語を学びましたか?)
이/가(~이/~가 되다の形で)【~になる、~となる】
日本語の「が」にあたる助詞「가/이」と「되다(なる、される)」で「~になる」という表現。そのままの意味はもちろん、慣用表現としても日常的に使用します。
(例文)
・의사가 되다.(医者になる)
・어른이 되다.(大人になる)
・도움이 되다.(助けになる、役立つ、ためになる)
~처럼【~のように、~のごとく】
「처럼」は、「のように、~と同じように、~ほどに」という意味の助詞です。助詞なので当然名詞にくっつけて書きます
(例文)
・선생님은 일본 사람처럼 보여요. (先生は日本人のように見えます。)
・그처럼 완벽한 사람은 없겠지.(彼のように完璧な人はいないだろう。)
한태(人・動物:話し言葉的)【~に】
「에게」と同じ意味ですが、会話では「한태」の方が圧倒的にでてきます。前の名詞が動作の対象であることを表す動詞で、人や動物の名詞に付きます。
主に「주다(あげる)、보내다(送る)、가르치다(教える)、빌려주다(貸す)」のような動詞とともに使われます。
・무슨 일이 있으면 나한테 이야기해요.(何か あったら、私に 話してください。)
・친구한테 책을 빌려 주었습니다 .(友達に本を貸してあげました。)
한태서(人・動物:話し言葉的)【~から】
「에게서」と同じ意味ですが、会話では「한태서」の方が圧倒的にでてきます。前の名詞が動作の対象であることを表す動詞で、人や動物の名詞に付きます。
・그것은, 누구 한테서 온 편지 야?(それ、誰から来た手紙なの?)
・친구로 한테서 빌린 돈은 모두 돌려 보냈다.(友達から借りたお金は全て返しました。)